◎片付けに必要なこと
今回は、自宅やお店、賃貸アパートなどを自分で片付ける時に必要な準備について説明していきます。
片付ける部屋や建物の大きさにもよるのですが、一般的な片づけを行う場合に具体的な準備として次のようなことが考えられます。
- スケジュールの調整
- 人員の確保
- 作業手順を決める
- 不用品、粗大ごみなどの回収手配
- 自分で運び出す場合の段取り
- 備品の準備
- 契約内容の確認
- 不用品と必要なモノの分別
- リサイクルショップ等の手配
- 支払いする費用の準備
- 作業後の掃除
などなど、細かく分けるともっとありますが、大まかにこれ位でしょうか。
引越しのように部屋やお家を空っぽにする場合や、部分的な片付け、掃除によっても段取りが異なります。
次に一つずつ見ていきましょう。
◎具体的な準備と段取り
【スケジュールの調整】
まず片付ける日にちを決めます。お店やお家丸ごと片付ける場合は、相当な時間を要するので、一日では終わらないことも想定できます。
作業手順を決めることは、全体のスケジュール感を把握する為にも必要です。
また、回収を業者に依頼したり、買取り品を査定してもらったりする場合は、業者さんとスケジュールを合わせたりすることも必要です。
万が一、引っ越しシーズンなどの繁忙期には、業者の手配が付かないケースも考えられます。
【人員の確保】
1人でできないくらい大掛かりな片付けの場合は、手伝ってもらう人の確保が必要です。その場合、手伝ってくれる人のスケジュールも合わせなければいけません。
特に大きな荷物や家電製品、家具などを運搬する場合も想定して、何人で行うか、スケジュール的に何時間かけるのかも重要です。
【作業手順を決める】
どれくらいの時間をかけて、何時に終わらせるかをスケジューリングする時には、作業の工程を明確にした作業手順を決めるとスムーズです。モノを動かす順番など、あらかじめ決めておくとあっち行ったりこっち行ったりとやり直す無駄が省けます。
また、何人かで作業する場合は、誰に何をやってもらうかなどの役割分担もあらかじめ決めておきましょう。
【不用品、粗大ごみなどの回収手配】
不用品や、粗大ごみのように大きなモノは、有るだけでスペースを取ってしまい作業が進みません。あらかじめ、何時くらいに引き取りに来てもらうかを計画し、最初に運び出してしまうか、置けるスペースはあるかと、考えておきながら手配をしておくことをおススメします。
また業者に依頼する場合、どの業者に頼もうかと、業者選びから悩むことが多いです。家庭ごみの場合は、一般廃棄物収集業者に依頼する必要があります。
【自分で運び出す場合】
自分で運び出す場合は、トラックの手配が必要です。実際に処分してくれるリサイクルセンターなどの場所や費用も事前に確認しておきます。処分できるものとできないもの、リサイクル量が発生する家電製品などの確認が必要です。
荷物の積み下ろしや、どれだけ載せられるかの判断も、イメージと実際の作業においての違いもあります。思っていたよりも不用品が多すぎて、トラックに載り切らないという事も多々あります。
【備品の準備】
片付けるにあたって、必要な備品の準備をします。作業手順に従ってイメージしていくと、ダンボール箱や、ゴミ袋、ガムテープや養生テープ、軍手や掃除道具といった備品が、どの大きさで、いくつくらい必要なのかを考えて準備します。
【契約内容の確認】
賃貸物件の場合は、契約内容の確認が必要です。家具家電付きの物件なども増えており、勝手に処分してしまわないように気をつけましょう。
また、現状に戻して返却する必要がある場合もあります。最初の契約時に取り決めをしていると思いますが、原状復帰させる場合は、業者さんへの依頼も必要になります。
【不用品と必要なモノの分別】
要るものと要らないものを分けるのは思ったよりも大変です。日本人はモノを大事にする傾向にあるので、まだ使うかもしれないとか、もったいないと言ってついつい荷物が増えてしまします。断捨離も一時期はやりましたが、片付ける際は思い切って荷物を最小限に減らすことも必要です。
分別するときには、それぞれ分けやすいようにダンボールのサイズを分けたり、何を入れる箱かを一目でわかるようにマジックで書いておいたりすると作業がはかどります。
価値のあるモノは、買い取り業者に買い取ってもらうことをおススメします。ただ処分してしまうとゴミになってしまいますし、ゴミが増えることは環境にも優しくありません。リサイクル・リユースを心がけましょう。
【リサイクルショップ等の手配】
リサイクルショップに依頼するときなどは、査定依頼時に伝えた品目しか買取りしてもらえません。あらかじめ処分したいモノを整理し、リストにしておくと漏れが防げます。
また、リサイクルショップもいつでもすぐに来てくれるわけではないので、余裕をもって予約しておきましょう。
【支払いする費用の準備】
自分で片づけを行う場合、色々なケースで費用が発生します。処分場での処分費や、トラックのレンタル料、備品の購入、リサイクル料など、その都度支払う場合がほとんどです。
突発的に発生する費用も出てくることでしょう。事前にある程度見積もっておいて、支払う準備が必要です。
【作業後の掃除】
作業が終わってきれいになったら掃除をします。もし掃除を業者に依頼するなら、業者さんの依頼も必要です。どこまでキレイにするかを事前に決めておく必要があります。
一通り掃除が終わったら、片付けも終了です。
お疲れ様でした!
さて、順番に見てきましたが、業者の選定から、作業段取りと思ったよりも事前に準備することが多いです。こう考えると結構大変ですね。
◎お店の片付けから掃除まで、不用品はすべて回収します。
荒木商会が行う『ワンストップサービス』とは、今回記載した片付けの内容を、『1回のオーダーですべて行うサービス』です。あれこれ用途によって業者選定などをする必要がありません。
総合リサイクル会社ですので、不用品の片付けや、回収、分別から買取りまで専門です。信頼できる古物商がいますので、安心して査定を依頼することができます。
費用の支払いも、最終的にかかった費用から、買取りした金額を差し引いてご請求しますので、品物によってはびっくりするぐらいの安価でお引き受けできたという例もあります。
何よりも、お客様がこれまで使ってこられた品々を、想い出まで大切にする気持ちで作業させていただきます。
これからお家やお部屋、アパートや店舗を片付けされようという方にとって、少しでも参考になればと思います。