種類別、解体工事の手順~住宅、コンテナ、内装、外構~

 

建物を取り壊したり、リフォームで内装やエクステリアをリニューアルしたりするときには、解体工事が必要になってきます。このような解体工事について、漠然としたイメージしか持っていない人もいるかもしれません。ここでは、住宅、コンテナ、内装、外構の4種類を取り上げて、工事の特徴や施工の流れを紹介していきます。

 

 

住宅の解体作業の特徴と施工手順

 

日本の住宅の場合、木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造りなどのいろいろな種類の建物があります。解体工事は、このような住宅のタイプに合わせて最適な方法で行われます。たとえば、木造住宅の解体方法で多いのが、重機と手作業を組み合わせた重機併用手壊し解体です。この方法だと、木材や屋根瓦、コンクリート、ガラスなどの廃材を分別しながら解体を進めることができます。解体工事では、建築リサイクル法のルールを守って分別処理をすることが義務付けられています。重機のみでいきなり建物を崩してしまうと、取り壊してからあらためて分別作業をすることは困難です。

 

鉄骨造や鉄筋コンクリート造の建物の場合は、圧砕機工法やカッター工法などが選択されています。圧砕機工法は、圧砕機による圧力を利用した解体のアプローチです。この方法を取ると、鉄骨や鉄筋コンクリートなどを砕くことができます。コンクリートを切断しながら解体を進めていくカッター工法は、大きなビルなどを取り壊すときによく用いられる方法です。どのような方法で取り壊すかや施工の手順は、解体費用にも大きく影響します。実際、住宅の解体では、建物の構造によって解体費用の坪単価に一定の相場があります。住宅を解体するときには、重機を入れるスペースを確保してから作業を進める場合が多いです。

 

道が狭かったり重機が設置できる場所がなかったりすると、取り壊し作業や廃材の運び出しなどがスムーズにできませんよね。状況次第では、屋外の塀や庭石などを撤去してから施工を始めなければならないケースもあります。このような作業の後に行われるのが、足場や養生シートの準備です。ひと通り準備が終わったら、蛍光管や安定器の分別、ドアなどの建具の撤去が行われます。電気やガスなどは、このような作業をする前に止めておくことが必要です。石膏ボードや断熱材、屋根などを取り外した後は、いよいよ建物の解体に移ります。

 

廃材などを撤去する作業が終わった後は、基礎コンクリートの解体です。外構の解体や後片付け、整地が済めば、作業はだいたい終了です。

 

 

コンテナの解体作業の特徴と施工手順

 

物置や倉庫として使っていたコンテナの場合は、建物ごとトラックで運び出して別な場所で解体する方法と、現地で解体してしまう方法があります。どちらの方法が適しているかは、コンテナの構造や大きさ、設置されている場所などによって異なります。コンテナをそのまま運び出すには、クレーン付きの大型のトラックが必要です。このような車両を入れるのに十分なスペースがあるかや、作業が安全にできるかなどは、解体方法を選ぶときのチェックポイントになってきます。工事にかかる費用もケースによって変わるため、最適な方法を選ぶうえでは、コストについてもしっかりと考えておくことが大切です。

 

コンテナを運び出すときには、なかにあるものをひと通り撤去してクレーンでトラックの荷台に乗せます。現地で取り壊すときには、屋根や内装、壁などを取り除き、最後に床材を撤去するのが一般的な流れです。鉄骨入りの土台を使用している場合は、ガス溶接切断機を使った作業なども必要になる場合があります。ひと通り作業が終わった後は、撤去した場所の掃除などを行います。

 

 

内装、外構の解体作業の特徴と施工手順

 

内装の解体工事は、リフォームや建物の原状回復などでしばしば行われる工事です。内装の工事の場合、どのくらいの範囲まで解体をするかはケースによって変わってきます。たとえば、リフォームなどをするときは、壁や天井などの構造を変えずに空調設備やキッチン、水道設備などを取り外すだけで済ませる場合もあります。居抜きと呼ばれるスタイルを取るときは、空調設備やキッチン、水道設備をそのまま残すケースも多いです。原状回復工事の場合は、壁や天井まですべて撤去をするスケルトンの工事が必要になるケースが少なくありません。このようなスケルトンの工事では、内壁や天井がない状態にして、配線などもすべて撤去します。

 

内装解体の手順は、住宅の解体よりもシンプルです。足場や養生シートの準備をすれば、すぐに作業が開始できます。最初に行うのは、内装材の取り外しです。壁紙などを剥がして、素材が見える状態にするのがこのステップです。内装解体の場合も、蛍光管と安定器の分別は行っておく必要があります。内装材の取り外しが終わった後は、床材や内壁、天井なども必要に応じて撤去をし、廃材の分類などを同時進行で行っていきます。作業が終わり、足場や養生シートの撤去が済めば、後は片付けのみです。ブロック塀や庭石、庭木などの外構の解体工事は、重機を使った作業になるのが一般的です。

 

外構のみの解体工事をする場合も、車両が入るスペースを確保したり隣近所に挨拶をしたりすることは、押さえておきたい施工するにあたっての基礎知識と言えます。実際に施工をするときは、撤去したいブロック塀などを重機と手作業で解体していきます。庭木の場合は、重機での掘り起こし作業も必要です。最後には、撤去した場所の整地を行います。

 

 

解体作業の手順や費用は工事の種類によって変わる

 

解体工事と一口で言っても、手順や費用などは工事の種類によってさまざまです。これから解体工事が必要なときは、どのようなアプローチが最適かを考えて施工を進めていくことが大切です。建物の構造や立地環境などを考慮しながら、プランを立てていきましょう。

 

 

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